マルチロック

作者:   SLloc7uK   |   カテゴリー :   錠前メーカー紹介

テロ対策に開発された強靭なシリンダー

イスラエルの「MUL-T-LOCK(マルチロック)社」製のシリンダー(鍵穴)で、テロ対策用途に研究・開発された製品でピッキングは元より、ドリル等による破壊的開錠にも対応した、セキュリティレベルの高い強靭なシリンダーです。

現在、TACトレーディング株式会社が輸入販売をしています。
1990年代後半に、鍵屋のリンクスが輸入代理店となり国内に500店舗の特約店を作りました。
同時期にピッキング犯罪が急激に増加し、防犯意識の高まりとともにマルチロックのシリンダー錠と合カギはヒット商品となりました。
当時は国内の日本のカギメーカーでマルチロックのシリンダー、キーの製造が需要を満たすことができず購入することが困難となった時期もあります。

日本の建築物の事情に合わせてその後も、対応機種を増やし、戸建て住宅、マンションのシリンダーなど種類に応じた製品を発売し、少しずつ信頼あるブランドとなりました。
現在でもそのクオリティーは健在で、高いセキュリティレベルのみならず、海外ならではの斬新的なデザインにも注目が集まります。
さらに顧客サポートセンターでのアフターフォローが顧客の信頼を勝ち取り、リピーターも多くなっています。

高いセキュリティレベルの理由

マルチロックが高いセキュリティレベルを保つポイントとして重視したのは次の2点です。
①ピッキング対策
一般的なシリンダーの内部にはピンと呼ばれるパーツが1列に並びますが、マルチロックのシリンダーはピンが重なる仕組みのWディンプル方式を採用しています。
そのため、開錠用の特殊な工具を使ったピックも防ぎ、プロの鍵屋さんでも困難を極めます。

②ドリル対策
ドリルの侵入口であるシリンダーの真ん中から少し上の部分には、ドリルよりも硬度の高い素材「超硬板」が使用されており、ドリルの刃にもびくともしません。

永く愛される理由は現行品にも互換性のある改良された新製品

例えば、マルチロックのインタラクティブ+(Interactive+)という新商品は、2028年まで特許期間があります。
この商品の開発のコンセプトは、これまで20年近くに渡り、世界中で使われてきたインタラクティブシリンダーを最大限に生かすことです。
つまり、現行のインタラクティブの基盤と互換性があり、全ての部品の交換が必要なわけではなく、従来のパーツも使用可能なのです。

マルチロックは合いカギ作製にもセキュリティを配慮

合カギの作製を注文する場合には2種類の書類が求められます。
1つ目は「セキュリティカード」、2つ目は「身分証明書(免許証、パスポート等)」が必要です。
これは簡単には合いカギ作製ができないようするためのセキュリティ面での手続きです。
原則としてセキュリティカードを所有する使用者本人でなければ合カギ作製ができないのです。
その分、合いカギ作成料も4,500円(送料等込・税別)と高めです。

2017年1月21日