生体認証錠(バイオメトリックス錠)

作者:   SLloc7uK   |   カテゴリー :   錠前の種類

最近では一般に知られるようになった生体認証錠。
指紋以外にも、掌紋、虹彩、網膜、声紋、血管、顔の造りなど、
ヒトの特徴を認証することで解錠させることができます。
個人を特定することができるため、入室、退室の管理を行うのにも使われています。
大変高価な装置ではありますが、セキュリティの高い施設等では虹彩認証なども使用されています。
ここ何年か価格が下がってきたこともあって、指紋による認証錠を採用する一般家庭も次第に増えてきています。
一番大きな特徴は、カギの複製が絶対できないということです。
物理的なカギであれば、その難易度はさまざまですが、複製できる可能性があります。
生体認証は、現在一番コピーが難しいカギだといえるでしょう。

指紋認証錠

生体認証で一番有名な方式のカギです。
銀行のATMなどでも採用され、一般の方の目に触れる機会も増えたのではないでしょうか。

指をかざすだけでカギが開くなんて、ほんの一昔前には考えられないSFのような技術でした。
技術が進み、現在では普通の家庭でもそんなSFのようなことが叶うようになりました。
もちろん、カギを持ち歩かないという危機管理だけでなく、高い防犯力を誇っています。
ドアを閉めると施錠するオートロック機能も搭載されているものもあり、
カギのかけ忘れの心配がありません。
ピッキング犯罪などの不正解錠を防ぐ効果が売りですが、
実際に採用している人に聞くと、カギを持ち歩かなくてよくなったことが
思っていたより遥かに快適だと聞きます。
カギを持ち歩かないということは、紛失する不安をなくすことができます。
カギをなくしたことのある方も多いと思いますが、
カギをなくすと、単にお金の問題だけでなく心理的に相当のダメージを受けます。
指紋認証錠を採用すれば、その心配が払拭できるのです。

最近では、ほとんどの指紋認証錠には閉めるだけで自動的にドアを施錠する
オートロックの機能も搭載さています。
近所のちょっとそこまで、という外出でもカギのかけ忘れの心配がないという訳です。

指紋認証錠を利用する際の注意点

このように非常に利点の大きな指紋認証錠ですが、実はあまり向かない方もいます。
・仕事、生活習慣、又は趣味などにより、手指を酷使される方
・極端に手指が乾燥していたり、手荒れのひどい方
・指が非常に細い方
・傷やしわの多い方、指紋が薄い方
このような方は、頻繁に再登録が必要になったり、
解錠にあたり指紋の照合ができないようなケースがあります。
指紋での照合が出来ない状態の場合、代わりに別に備え付けられたキーが使える錠前もあります。

このため、手指が乾燥しがちな冬場は指紋を認証しにくくなります。
手に息を吹きかけるなどして、少し湿らせることで読み取れるようになります。
このようなことがありますので、暗証番号で解錠する機能がついているものを選ぶことをおすすめします。

こどもさんについては、下限でも7歳程度といわれていますので、
あまり小さなお子さんにカギを開け閉めさせることは難しいといえます。
安定的に指紋認証錠が使えるようになるには大体10歳くらいが目安です。
また、こどもさんは身体の成長とともに指紋も成長しますので、
成長期のこどもさんであれば、半年に1回程度の再登録が推奨されています。

設置場所についてもいくつか条件があります。
センサー部分が濡れると、指紋照合が出来ないため、
雨が直接あたらない軒下等に設置する必要があります。
もし、水に濡れたときはタオルなどでしっかり水分をふき取ります。
また、センサーは直射日光も苦手にしています。
そのため、指紋を登録したり解錠させるときなどにセンサーに直射日光があたると照合ができません。
メーカーにもよりますが、操作するときに直射日光を遮るようにする必要があります。
日陰など直射日光があたらないような設置場所が推奨されています。

2012年8月22日