板バネ押し鍵式錠の特徴や性質紹介

作者:   SLloc7uK   |   カテゴリー :   錠前の種類

歴史のある板バネ押し鍵式錠

世界各国で昔から利用している鍵や錠は色々とあります。
その長い歴史の中でデザイン性が高まっている錠があったり、利便性が高い錠もあります。

そんな中で世界各国で注目され続けており、実用的に取り入れられているのが板バネ押し鍵式錠です。
板バネ押し鍵式錠は防犯においても、昔から活用できると言われています。

この板バネ押し鍵式錠の歴史を見ていくと、世界的に古来から活用されている鍵の一種です。
日本以外でも板バネ押し鍵式錠が使われていますが、中国の唐より伝わっている海老錠が有名です。
この海老錠は奈良時代に建立された、正倉院の御物としても伝えられています。

そして海老錠より、徐々に日本で独自の文化が育っていきます。
板バネ押し鍵式錠などの和錠についても普及されていきますが、この板バネ押し鍵式錠こそ鍵の原型として有名で定着していきます。
蓮紋や双魚紋などの種類が板バネ押し鍵式錠にはありますが、様々な装飾を施していくことによって、縁起を担いでいる人も見られます。

そんな板バネ押し鍵式錠の構造を見ていくと、錠の内部で板ばねが広がっているのが分かります。
閂をスライドしていかないことによって施錠していきますが、そこに鍵を差し込みます。

ばねを挟みこんだ状態にして閂をスライドしていく方式もあります。
セキュリティ対策の上でも、鍵穴の形状や途中で障害を加えていくことで強化しています。
ピッキング被害にも効果的な錠といえるでしょう。

様々なタイプの板バネ押し鍵式錠がある

板バネ押し鍵式錠も色々な種類がありますので、世界各国で見かけることが多いです。
それぞれで形どっているものも芸術的なものが多く、板バネ押し鍵式錠を利用する時に見かけることができるでしょう。

それぞれの特徴を見ていくと、まず蓮紋板バネ押し鍵式錠というのは貴族が使っているような鍵の形となっています。
蓮の花というのは貴族や王族が利用している紋様として多く活用されており、全体的に姫を象徴する紋様としても活用されています。

次に双魚紋板バネ押し鍵式錠をみていくと、世界各国で生産されている縁起がいい板バネ押し鍵式錠となっています。
各国で魚を幸福の象徴としていますが、魚の紋様を気に入っている方も少なくありません。

中国発祥ともいわれている鳳凰紋板バネ押し鍵式錠をみると、蝙蝠と幸福の発音が似ていることが由来となっています。
中国語の発音をみていくと、蝙蝠の最後の部分と幸福の最後の部分の発音が同じということで、中国においては縁起が良いともいわれています。

最後にチベット製の板バネ押し鍵式錠をみていくと、全体的に蓮の花が錠に描かれています。
チベット仏教では蓮の花というのは特別な意味を持っていますので、錠前へ描いているケースが多いです。

2016年5月29日